やまだ眼 −形而下を浮上させるひとびと

わがやの、もとい我らのイイ男佐藤雅彦氏といつもここからの黒い人な山田一成氏の共著ですよ。買ってしまいましたよ。
ピタゴラ装置DVDブックの隣へ平積みだったのが味わい深い感じ。

やまだ眼

やまだ眼

佐藤さんのまえがき*2にもあるように
この本で山田氏と佐藤氏は、ふつう生活していて感じる言葉にしない・できない違和感を言いぬけ、それを解説しているのです。形而下を浮上させるこころみであります。
それにしてもまあ、やまだ眼は繊細ですね。
ネタ帳とゆーよりは愚痴帳ですが、いやあ、にやにやしてしまいますね。着地点がやたらネガティブでよいです。芸能株式市場を聞いているので、p.90とかp.158には特にによによしてしまいましたよ。
つーかp.204はホントそーだよな。ホントそうだよ。六年間男子校だった弟者にはまだわからないらしいが、彼はこれからそういう女子を飲み会のたびに見ることになるであろう。ヒヒ(・∀・)
でも、p.206とか台形の公式がかわゆいという教授のご意見はちょっとわからない。わかる・わからない判定をするのもなかなか楽しいものです。頁の隅にあるロゴがにくたらしくてとても好き。


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全然関係ないし大好きだけど、最近しょこたんブログのしょこたんのノリがコワイ。

*1:あとがき より

*2:山田一成は、決して器用なお笑い芸人ではない」ではじまる。